Advanced Scene Switcherを使ってOBS Studioで相手と自分の構築を表示する
ポケモン対戦で選出画面から相手の構築と自分の選出を画面サイドに表示する方法です。
やること
ポケモンSVなどの対戦をOBSで収録するとき、 Advanced Scene Switcher(高機能シーンスイッチャー) を使って選出画面の状況を判断して相手の構築、自分の選出した構築を両サイドに表示します。
イメージとしてはこんな感じです。

もちろん、Windowsの方はぱにぱにツールで十分と思いますが、Macの人とか、仕組みさえ知っていれば ポケモンチャンピオンズ 、略してポチャンプがリリースされたその日から流用できるのではと思ってます。
前提として、OBS Studio、Advanced Scene Switcherプラグインは導入済みとします。
Advanced Scene Switcherで設定すること
マクロは自分の構築用と、相手の構築用に2つ用意します。
自分の構築表示


上画面のマクロ条件にて、上記を設定します。
シーンの次の 対戦配信用 は自分の設定済みのシーンを指定します。
contains text として、 4/4 を指定します。
これはダブルバトルを想定しているので、4匹選んだ時点でマクロが実行されるイメージです。シングルの場合は 3/3 を指定します。
エリア内のみチェックを実施 にチェックを入れ、範囲指定を使ってシーン内の 4/4 と表示される場所ギリギリを指定します。これについては実際に画面を映しながら設定した方が精度上がると思うので、カジュアルバトルなどで試しながら設定すると良いです。

下画面のマクロアクションにて、マクロ条件が一致した時の動作を指定しますが、 スクリーンショット を取得するように設定します。
シーンが 音声無 となっていますが、これは全体のスクショが撮りたかったのでそちらのシーンを使っているだけで、任意のもので問題ないです。
正しく設定されていると、以下のように指定したフォルダにスクリーンショットが保存されます。

お察しの良い方は、もう気づきかもしれないですが、後はこの画像を画像ソースとしてシーンに追加するだけです。

相手の構築表示



相手の構築についても同様で、こちらについては選出画面の残り時間が 01:29 のときにスクリーンショットを取得するようにしています。

01:30 のときはうまく取れないことが多かったので、01:29としています。

あとは同じように、相手構築用の画像ソースを追加して完成です。
下エリアが大きく余るので、こちらもAdvanced Scene Switcherを利用して例えばタイマーを追加したりするのも良いかなと思います。
可能性はムゲンダイナ (これが言いたかっただけ)